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上下水道工事で気をつけたい安全管理
2025年8月20日
ブログ

おはようございます!!

 


みなさん、今朝も蛇口をひねったら水は出ましたか?

トイレを流したらちゃんと流れましたか?

…もし出なかったら?

想像するだけで焦りますよね。

普段、当たり前のように使っている水道や下水道ですが、それを支えているのが「上下水道工事」です。pascal-meier-Ggzrj4_j-D0-unsplash

道路の下でコツコツと管をつなぎ、水を流れるようにしてくれている。

まさに縁の下の力持ち。

ただし!上下水道工事は地面を掘る作業や重機を使う作業が多いため、

安全管理がめちゃくちゃ重要なんです。

ちょっと油断すると事故やケガにつながることも。

今日はそんな「上下水道工事で気をつけたい安全管理」について、わかりやすくお話していきます!

 


なぜ安全管理が大切なのか?

 

上下水道工事の現場は、一見「ただの道路工事かな?」と思うかもしれませんが、実際はリスクがいっぱい。

  • 地面を掘るので、崩落や転落の危険がある

  • 配管をつなぐために重機を動かすので、接触事故の可能性がある

  • 地下には既存のガス管や電線もあるため、誤って損傷すると大事故になる

つまり、「ちょっとくらい大丈夫だろう」が命取りになりかねないのです。

安全管理は「ルールが厳しいから守る」ではなく、「命を守るために必須」なんですね。

 


上下水道工事で気をつけたい主な安全管理ポイント

 

1. 掘削作業の安全管理

上下水道工事といえば、まずは地面を掘ることから始まります。
このとき一番怖いのが 土砂の崩落

深さ1メートルでも油断できません。人間って、土砂に埋まると想像以上に身動きできなくなるんです。

だから現場では「土留め」を設置して崩れないようにしたり、

作業員が入るときには必ず監視役を置いたりします。

ボケを挟むなら…「ダチョウ倶楽部さんの“押すなよ!”と同じで、油断したら本当に押されるやつ」ですね。

掘削現場では“押すなよ”は絶対NGです。

 


2. 重機の安全管理

 

バックホウやクレーンを使って配管を下ろす作業も多いです。

重機って、便利だけど操作を間違えると本当に危険。

特に周囲の作業員との接触事故が多いんです。

そのために必要なのが…

  • 重機周辺には誘導員を配置

  • バックホウの死角に人を入れない

  • 作業中は合図を統一して意思疎通を図る

です。

「オーライ!オーライ!」と声をかけても、全員が別の意味にとったら危険ですからね。

工事現場では“伝わる合図”が命を守ります。

 


3. 交通誘導と周囲への配慮

 

上下水道工事は道路上で行われることも多いですよね。

その場合、通行する車や歩行者にも気を配らなければなりません。

  • バリケードやカラーコーンで作業区域を明確にする

  • 夜間工事では照明をしっかり設置

  • 誘導員を配置して車や人の流れをコントロール

安全管理は作業員だけのためではなく、通行人や地域住民の安全を守るためでもあるんです。

 


4. 有毒ガス・酸欠対策

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下水道工事では特に気をつけたいのが 酸欠や有毒ガス

マンホールや地下に入ると、空気の循環が悪くて酸素が少なくなっていることもあります。

なので作業前には必ず「酸素濃度測定」を行い、必要に応じて送風機で換気します。

「ちょっとくらい大丈夫だろう」と思って入るのは絶対ダメ。地下の空気は油断できません。

 


5. 感電や既設管の損傷防止

 

上下水道の下には、ガス管・電力ケーブル・通信ケーブルなどが一緒に埋まっていることも。

「え、ここ水道管だけじゃないの?」と思って掘ったら…ガス管ヒット!なんてことになれば一大事です。

事前に図面を確認し、探査機器で位置を調べる。

そして慎重に掘り進めることが大切です。

 


6. 作業員の基本ルール

 

最後に、どんなに機械や設備が整っていても、それを扱うのは人です。

だから作業員の基本的な安全意識も欠かせません。

  • ヘルメット・安全靴・反射ベストの着用

  • 熱中症や体調不良への対策

  • 作業開始前の「KY活動(危険予知活動)」

現場の合言葉は「安全第一」。

「今日は暑いから安全第二でいいか…」なんてことはありません。安全第一は永久に第一です。

 


まとめ

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上下水道工事は、私たちの暮らしを支える大事なインフラ工事。

でも同時に、掘削や重機、地下作業といった危険もたくさん潜んでいます。

だからこそ必要なのが 徹底した安全管理

  • 掘削時の土砂崩れ防止

  • 重機操作のルール徹底

  • 交通誘導で第三者も守る

  • 酸欠・有毒ガス対策

  • 既設管への注意

  • 作業員の安全意識向上

これらをしっかり守ることで、事故を防ぎ、安心して水を使える生活につながります。

水道のありがたみを感じたとき、「あの工事現場の人たちが安全に頑張ってくれてるんだな」

と思い出していただけたらうれしいです。

 

 

それではまた次の投稿でお会いしましょう~

 


アデュー!! (~ ̄▽ ̄)~

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kou.

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車でどこまででも行ってしまう旅行好きのアウトドア人間 日々「エモさ と 新しいこと」を探し続けています。 よろしくお願いします。