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混合油について
みなさん混合油と聞いてどんなものを思い浮かびますか。いろいろな油が混ざっているようなイメージがありますよね。
混合油は一般的にガソリンとオイルが混ざり合っているものを指します。今日はそのことについて書いていこうと思います。
割合
混ぜると言ってもただ適当に混ぜるだけではダメです。きちんと用途によって割合が決まっています。
草刈機の場合・・・草刈機に使われる混合油のガソリンとオイルの割合は25:1もしくは50:1となっています。これは草刈機の取り扱い説明書に書かれていると思うのでそこで指示されている割合を作りましょう。
チェーンソーの場合・・・チェーンソーに使われる混合油のガソリンとオイルの割合は50:1がほとんどだそうです。中には違う機種もあるかもしれないのでしっかり取り扱い説明書を確認しましょう。
混合油の作り方
ここでいうオイルというものは2サイクルエンジンオイルのことです。このオイルはガソリンスタンドやホームセンターで購入できます。
混合計量タンクというのがあってガソリンとオイルを入れる場所が分かれている容器がありますのでこれで簡単に計れます。
混合比を25:1にしたいときはガソリンを1リットルとした時にオイルは40ミリリットルとなります。
混合比を50:1にしたいときはガソリンを1リットルとした時にオイルは20ミリリットルとなります。
これらの計量ができたら混ぜ合わせて混合油の出来上がりです。
混合油の保存について
混合油はできるだけ使い切る量だけ作るようにしましょう。混合油は劣化しやすいです。その劣化した混合油を使うと故障の原因につながります。
なぜ混合油を使うのか
草刈機やチェーンソーで摩擦が発生して焼きつきを防ぐためと言われています。なので長く使うために用法容量をしっかり守りましょう。
市販の混合油
ホームセンターやネットで混合油を購入できます。これは最初からガソリンとオイルが混ざっているので作る手間が省けます。長期保存もすることができます。購入するときは割合もしっかり確認しましょう。
混合油を作る時にしっかり割合を計っていれば大丈夫です。むしろ草刈機やチェーンソーを使う時に注意して使いましょう。
また、使用するときは必ずゴーグル等の保護具をつかってください。小石などの小さい飛沫物が目に入り視力を落とす事故も起きていますので、、
道具は知らずに使うと怖いものになりますが、理解して使うことで人の何倍もの力を発揮してくれます。
燃料もそうですが、よく知り安全に楽しく機械を使っていきましょう